子育て支援・教育

定期予防接種

 大川市では法律で定められた定期予防接種として、ヒブ、小児用肺炎球菌、BCG、四種混合(ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ)、不活化ポリオ、三種混合(ジフテリア・百日咳・破傷風)、二種混合(ジフテリア・破傷風)、麻しん風しん混合、日本脳炎、子宮頸がん予防、インフルエンザ(65歳以上)の各種予防接種を指定医療機関における個別接種で行っており、インフルエンザ以外の定期予防接種については、無料(全額公費負担)で実施しています。
 なお、ヒブ、小児用肺炎球菌、子宮頸がん予防の各予防接種については、平成25年4月1日から定期予防接種となりました。



麻しん(はしか)・風しん予防接種を受けましょう

 はしか(麻しん)は、ウイルスに感染した後、約10日〜12日の無症状の期間(潜伏期)を経て、熱、せき、鼻水などの症状が出はじめます。数日すると、首すじや顔から赤い発しん(ぶつぶつ)が出はじめ、熱も高熱となり発しんは全身に広がります。38〜39°C台の熱は1週間から10日間ほど続くことがあります。とてもうつりやすく、免疫がないと大人もかかります。
 はしか(麻しん)にかかると肺炎や脳炎を引き起こすことがあり、1000人に1人程度の割合で命を落とすことがあります。さらに10年ほどしてから「亜急性硬化性全脳炎」という重い脳炎が10万人に1人の割合で発生することが知られています。
  風しんも、発熱と全身に淡い発しんがでる感染症です。症状は、はしか(麻しん)より軽いですが妊婦さんが妊娠初期にかかると、おなかの赤ちゃんが感染し、心臓の病気になったり、目や耳に障害を生じたりすることがあります。この病気を「先天性風しん症候群」と言います。
  予防接種を受けていれば、妊娠中に風しんにかかることが少なくなり、妊婦以外の方が妊婦さんに風しんをうつすことを予防することができます。なお、妊娠中は風しんの予防接種は受けることはできませんのでご注意ください。予防接種を早めに済ませることをお勧めします。


(1)麻しん・風しん定期予防接種について

 定期予防接種の対象者は法律で定められており、この接種による料金は無料です(全額公費負担)。接種するワクチンは、麻しん風しん混合ワクチンを使用します。

※対象者の接種期別年齢等(接種回数)

第1期 生後12か月から24か月未満の乳幼児(1回)
第2期 5歳以上7歳未満で小学校就学前の1年間(1回)

 なお、免疫の機能に支障を生じさせる重篤な疾病等にかかっていたなどの理由によりやむを得ず定期予防接種を受けることができなかった場合を除き、上記の期間を過ぎた予防接種については任意による予防接種となり、接種にかかる費用は全額自己負担となりますのでご注意ください。
  また、平成20年度から5年間の特別措置として実施されていた、中学校1年生に相当する年齢の方(第3期)と高校3年生の年齢に相当する方(第4期)への定期予防接種については、平成25年3月31日で終了しました。

(2)麻しん・風しん任意予防接種について

妊婦さんへの風しんの感染をできるだけ防ぐために、
特に、(1)妊婦の夫、こども及び同居のご家族、
   (2)10代後半から40代の女性(妊娠希望者又は妊娠する可能性の高い方)、
   (3)産後早期の女性
 のうち、明らかに風しんにかかったことがある方、予防接種を受けたことがある方、または抗体が陽性であると確認できた方以外の方については、任意の予防接種をご検討ください。
  なお、これらの(1)〜(3)の接種は、法律に基づかない任意の予防接種となり、費用は全額ご本人の負担となります。

定期予防接種を受けましょう (無料)※インフルエンザ(65歳以上)予防接種は自己負担があります。

 定期予防接種とは、法律に定められているワクチン接種を、定められた期間(年齢)に行うことを指します。

 お母さんが赤ちゃんにプレゼントした病気に対する抵抗力(免疫)は、百日咳では生後3か月までに、麻しん(はしか)では生後12か月までにほとんど自然に失われていきます。そのため、この時期を過ぎると、赤ちゃん自身で免疫をつくって病気を予防する必要があります。その助けとなるのが予防接種です。
  子どもは発育とともに外出の機会が多くなり、感染症にかかる可能性も高くなります。予防接種に対する正しい理解のもとで、お子さんの健康にお役立てください。

 乳幼児期の定期予防接種については、生後2か月を過ぎたお子さんの保護者あてに郵送でご案内をお送りしています。

(1)定期予防接種の対象である伝染病等の種類

ヒブ

インフルエンザ菌特にb型は、中耳炎、副鼻腔炎、気管支炎などの表在性感染症の他、髄膜炎、敗血症、肺炎などの重篤な深部(全身)感染症を起こす病原細菌です。生後4か月から1歳までの乳幼児が年間発症者数(約400人)の過半数を占めています。

小児用肺炎球菌

肺炎球菌は、細菌による子どもの感染症の二大原因のひとつです。この菌は子どもの多くが鼻の奥に保菌していて、ときに細菌性髄膜炎、菌血症、肺炎、副鼻腔炎、中耳炎といった病気を起こします。肺炎球菌による化膿性髄膜炎は年間150人前後が発症していると推計されており、死亡率や後遺症例(水頭症、難聴、精神発達遅滞など)はヒブによる髄膜炎より高いとされています。

結核

結核菌の感染で起こる病気で、我が国の結核患者数はかなり減少したものの、いまだ2万人を超える患者が毎年発生しており、大人から子どもへ感染することも少なくありません。
また、結核に対する抵抗力(免疫)はお母さんからもらうことができないので生れたばかりの赤ちゃんもかかる心配があります。乳幼児は結核に対する抵抗力(免疫)が弱いので、全身性の結核症にかかったり、結核性髄膜炎になることもあり、重い後遺症を残す可能性があります。

ポリオ

ポリオは「小児まひ」と呼ばれ、日本では1980年を最後に野生株ポリオウイルスによるまひ患者の発生はなくなりましたが、海外では依然流行している地域があり、日本に野生ポリオウイルスが入ってくる可能性もあります。
ポリオウイルスに感染してもほとんどの場合は症状が出ませんが、症状が出る場合は感染した人の千人から二千人に1人の割合で手足のまひを起こし、一部の人にはそのまひが永久に残り、まひ症状が進行して呼吸困難により死亡することもあります。

ジフテリア

ジフテリア菌の飛沫感染で起こり、発症後の症状は高熱、のどの痛み、犬吠様のせき、嘔吐などで、偽膜と呼ばれる膜ができて窒息死することもあります。発病後2〜3週間後には菌の出す毒素によって心筋障害や神経まひを起こすことがあります。

百日せき

百日せき菌の飛沫感染で起こり、普通のかぜのような症状ではじまり、続いてせきがひどくなり、顔を真っ赤にして連続的にせき込むようになります。通常熱は出ませんが、乳幼児はせきで呼吸ができず、けいれんが起きることがあります。肺炎や脳症などの重い合併症を起こし、乳幼児では命を落とすこともあります。

破傷風

土の中にひそんでいる破傷風菌が傷口から体内に入り感染します。菌が体の中で増えると菌の出す毒素のために筋肉のけいれんが起き、治療が遅れると死亡することもあります。
土の中に菌がいるので、感染する機会は常にあります。

麻しん(はしか)

麻しんウイルスの空気感染によって起り、感染力が強く、予防接種を受けないと、多くの人がかかる病気です。発熱、せき、鼻汁、めやに、発しんを主症状とします。主な合併症は、気管支炎、肺炎、中耳炎、脳炎があり、予防接種を受けずに、麻しんにかかった人は数千人に1人の割合で死亡します。

風しん

風しんウイルスの飛沫感染によって起こり、軽いかぜ症状ではじまり、発しん、発熱、後頸部リンパ節がはれるなどが主症状です。合併症として関節痛、血小板減少性紫斑病、脳炎などが報告されており、大人になってかかると重症になります。
妊婦が妊娠早期にかかると、先天性風しん症候群と呼ばれる病気により心臓病、白内障、聴力障害を持った児が生まれる可能性が高くなります。

日本脳炎

日本脳炎ウイルスの感染で起こり、7〜10日の潜伏期間の後、高熱、頭痛、嘔吐、意識障害、けいれんなどの症状を示す急性脳炎になります。感染者のうち100人から10000人に1人が脳炎を発症し、脳炎にかかった時の死亡率は約2割から4割で、神経の後遺症を残す人が多くいます。

子宮頸がん

発がん性のヒトパピローマウイルス(HPV)の持続的な感染が原因となって発症します。近年20代から40代の子宮頸がんは増加傾向にあります。子宮頸がんの約7割は、HPV16、18型感染が原因とされています。

インフルエンザ

季節性インフルエンザは急性呼吸器感染症で、発熱、悪寒、頭痛、筋肉痛などの全身症状が突然現れます。呼吸器症状は遅れて出現することが多く、症状は鼻閉、咽頭痛、せきなどです。合併症がなければ2〜7日で治癒しますが、肺炎や脳症などの合併症を併発した場合は重篤になります。

(2)定期予防接種(ワクチン)の種類・接種年齢等

ワクチン名
(予防する病気等)
法で定められた対象年齢 標準的な接種時期 接種回数・間隔等

ヒブ
(髄膜炎、肺炎など)

生後2か月〜4歳

生後2か月〜6か月に開始する

※下記参照

小児用肺炎球菌
(髄膜炎、肺炎など)

生後2か月〜4歳

生後2か月〜6か月に開始する

※下記参照

BCG
(結核)

生後12か月未満

生後5か月〜8か月未満

1回

四種混合
(ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオ)

初回

生後3か月〜90か月(7歳6月)未満

生後3か月〜12か月未満

20日から56日までの接種間隔で3回
(なお、法定対象年齢でも接種間隔が過ぎたときは任意接種となります。この場合、市内で接種するときは同意書を提出すれば無料(公費負担)としますが、市外で接種するとき接種料金は全額自己負担となります。)

追加

生後3か月〜90か月(7歳6月)未満

1期初回(3回)が終了し12か月〜18か月後

1回

不活化ポリオ
(ポリオ)

初回

生後3か月〜90か月(7歳6月)未満

生後3か月〜12か月未満

20日以上の接種間隔をおいて3回

追加

生後3か月〜90か月(7歳6月)未満

1期初回(3回)が終了し12か月〜18か月後

1回

三種混合
(ジフテリア、百日せき、破傷風)

初回

生後3か月〜90か月(7歳6月)未満

生後3か月〜12か月未満

20日から56日までの接種間隔で3回
(なお、法定対象年齢でも接種間隔が過ぎたときは任意接種となります。この場合、市内で接種するときは同意書を提出すれば無料(公費負担)としますが、市外で接種するとき接種料金は全額自己負担となります。)

追加

生後3か月〜90か月(7歳6月)未満

1期初回(3回)が終了し12か月〜18か月後

1回

二種混合(2期)
(ジフテリア、破傷風)

11歳以上13歳未満

小学6年生

1回

麻しん風しん混合
(麻しん、風しん)

1期

生後12か月〜24か月未満

生後12か月〜24か月未満

1回

2期

5歳以上7歳未満

5歳以上7歳未満で小学校就学前の1年間

1回

日本脳炎
(日本脳炎)

1期初回

生後6か月〜90か月(7歳6月)未満

3歳

6日から28日までの接種間隔で2回
(なお、法定対象年齢でも接種間隔が過ぎたときは任意接種となります。この場合、市内で接種するときは同意書を提出すれば無料(公費負担)としますが、市外で接種するとき接種料金は全額自己負担となります。)

1期追加

生後6か月〜90か月(7歳6月)未満

4歳

1期初回が終了しておおむね1年後に1回

2期

9歳以上13歳未満

小学4年生

1期初回が終了しておおむね5年後に1回

※過去の積極的な勧奨の差し控えにより、未接種者が多い年代が特別対象者として追加されています。
特別対象者: 生年月日が平成7年4月2日〜平成19年4月1日で、第1期(初回2回、追加1回)、第2期(1回)の予防接種が終了していない人

子宮頸がん予防
(ヒトパピローマウイルス感染)

小学校6年から高校1年に相当する年齢の女子

中学1年生

1回目の接種後、2回目はその1か月後から2か月後に、3回目は1回目の6か月後に接種

※ヒブワクチンの接種の仕方(接種開始年齢により接種回数、接種間隔が異なります)
(1)接種開始年齢が「生後2か月〜6か月」の場合(計4回接種)
  初回として4〜8週間の間隔で3回接種し、追加として初回の3回目の7〜13か月後に1回接種
(2)接種開始年齢が「生後7か月〜11か月」の場合(計3回接種)
  初回として4〜8週間の間隔で2回接種し、追加として初回の2回目の7〜13か月後に1回接種
(3)接種開始年齢が「1歳〜4歳」の場合 1回接種

※小児用肺炎球菌ワクチンの接種の仕方(接種開始年齢により接種回数、接種間隔が異なります)
(1)接種開始年齢が「生後2か月〜6か月」の場合(計4回接種)
  初回として27日以上の間隔で3回接種し(1歳までに完了する)、追加として初回の3回目から60日以上の間隔をあけ1回接種(生後12か月〜15か月で接種)
(2)接種開始年齢が「生後7か月〜11か月」の場合(計3回接種)
  初回として27日以上の間隔で2回接種し、追加として初回の2回目から60日以上の間隔をあけ1回接種(1歳以降に接種する)
(3)接種開始年齢が「1歳」の場合
  60日以上の間隔をあけて2回接種
(4)接種開始年齢が「2歳〜4歳」の場合
 1回接種
※インフルエンザ予防接種については、10月上旬に実施時期等が決定次第、市報や市ホームページにおいて、実施医療機関を含めてくわしくお知らせします。
 なお、定期予防接種(B類)であるインフルエンザワクチンの予防接種については、対象者は原則として65歳以上であり、自己負担額があります。
 乳幼児等それ以外の年齢の人は任意の予防接種(全額自己負担)となります。

ワクチン名
(予防する病気)
実施時期 法律による対象年齢 標準的な接種年齢 接種回数
インフルエンザ 10月上旬〜
12月下旬
・満65歳以上で接種の意思が確認できる方
・60歳以上65歳未満で、心臓、腎臓又は呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活行動が極度に制限される程度の障害を有する方及びヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害を有する方
同左 1回

(3)定期予防接種ができる市内医療機関

※ 医療機関で接種できるワクチンの種類、曜日、時間が異なりますので、医療機関に直接確認の上、接種予定日の2日前の午前中までに必ず予約をしてください。
  なお、接種時は必ず母子健康手帳と必要事項を記入した予診票を医療機関に持参してください(予診票は医療機関にもあります)。母子健康手帳を持参せず、接種履歴の確認が取れない場合は接種できない場合があります。

医療機関 電話番号 定期接種
ヒブ 小児用肺炎球菌 BCG 四種混合

不活化ポリオ

 

三種混合 二種混合 麻しん
風しん混合



子宮頸
がん予防
秋田クリニック 86-2863  
足達消化器科整形外科医院 88-2688                
一ノ瀬医院 88-1830                
いちのせ小児科内科医院 86-2366
倉富耳鼻咽喉科医院 86-4339          
酒井小児科内科医院 87-2200
産科婦人科大橋医院 87-9868                  
高木病院 87-0001
 
宮クリニック 86-2812  
道海クリニック 88-0707              
平川クリニック 86-3148                  
平田医院 86-2859
福田病院 87-5757                  
溝田医院 86-3238
本村産婦人科医院 86-3603                
若津内科皮膚科医院 86-3211              

※上記以外の予防接種実施医療機関について
  基礎疾患や重症アレルギー等のある場合で、市内医療機関での予防接種が困難なと思われる方については、市内医療機関の紹介状により、福岡県指定の下記予防接種センターで接種を受けることができます。
 ・久留米大学病院  ・独立行政法人国立病院機構福岡病院  ・九州大学病院  ・産業医科大学病院 ・飯塚病院 ・福岡市立こども病院 感染症センター 。

※大川市に住所がある方で病気等の理由により県外医療機関等に入院又は入所されてある対象者の方への予防接種について
 法的接種年齢の範囲において、大川市内での予防接種を受けることが困難な方については、予防接種をより安全に実施する機会を確保するために主治医等に予防接種の依頼をし、その費用の一部を助成します。くわしくは市保健センターにお尋ねください。

※長期にわたり療養を必要とする疾病にかかった方等への定期接種機会の確保について
 定期予防接種の対象者であった期間において免疫の機能に支障を生じさせる重篤な疾病にかかっていたことなどの特別な事情により予防接種を受けることができなかったと認められる方については、特別な事情がなくなり接種可能となった時から原則として2年間、当該定期予防接種の対象者となります。くわしくは市保健センターにお尋ねください。

※異なる種類の予防接種ワクチンを接種する場合の接種間隔について
 ・生ワクチン(BCG、麻しん風しん混合、麻しん、風しん)を接種後、生ワクチン又は不活化ワクチンを接種する場合 ⇒ 27日以上の間隔をあける
 ・不活化ワクチン(四種混合、三種混合、二種混合、日本脳炎、ヒブ、小児用肺炎球菌、子宮頸がん予防)を接種後、生ワクチン又は不活化ワクチンを接種する場合 ⇒ 6日以上の間隔をあける

※病気にかかった後に予防接種をする場合について
 いずれの場合も、医師によく相談の上予防接種を受けてください。
  ・麻しん・風しん、水ぼうそう、おたふくかぜにかかったら、治癒後2週間から4週間の間 隔をあけて予防接種をする。
  ・手足口病、突発性発疹にかかったら、治癒後1週間から2週間の間隔をあけて接種する。
  ・かぜ、気管支炎、肺炎等にかかった場合は、かかりつけ医にご相談ください。

※予防接種の内容については、大川市健康ガイドブックの7〜8ページに掲載しています。

■このページに関するお問い合わせ
大川市保健センター
電話番号:0944-86-8450
メールアドレス:okwhokenc@city.okawa.lg.jp