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大川彫刻

大川彫刻

旧吉原家住宅の欄間彫刻

大川彫刻は、欄間などの装飾として、木工の町・大川で独自の発展をしました。長年の経験と技術を要し、伝統の透かし彫り技術で、繊細で立体的に彫り出されます。図柄には縁起のよい松竹梅や松に鶴、富士山をはじめ、花鳥風月などさまざまです。材料には屋久杉などを使用し、木目や木肌の質感を生かすよう図柄が描き出されています。
柳河藩の社寺彫刻で活躍した村石繁太郎や、柳河藩の大工として多くの建築彫刻に携わった黒田多吉など多くの名工たちが、社殿や家屋の装飾として大川彫刻を発展させてきました。
現在は衝立やレリーフなどのインテリア製品としても注目されているデザイン性の高い工芸品です。
大川彫刻は、昭和61年度福岡県知事指定特産工芸品に指定されました。

一刀彫

大川の匠である岳野博昭氏は、黒田多吉を輩出し大川彫刻の礎を築いた鐘ケ江一門に弟子入りし、欄間彫刻を学び腕を磨きました。その後、平刀で一気に彫り進める一刀彫での創作活動を開始。昭和53年に「日本美術展覧会」初入選し、「現代の名工」認定や「黄綬褒章」を受賞しています。
九州産の樟や檜などを用い、木が持つ木目の美しさを最大限に引き出し、時には繊細、時には豪快に平刀1本で作品を作り上げます。

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大川匠の技 http://www.okawajapan.jp/oldcnt/takumi/chokoku.html
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